「門学」から開門する人としての深淵(しんえん)な哲学

昭和の時代、
金融資本主義の進化。
グローバル化。
  
平成の時代、
インターネットの出現と台頭。
 
人類史上最も急速に
進化成長を遂げた
今の世の中は、
  
僕たち人間にとって、
恐るべき変化と不安に
直面した時代でもある。
 
米国大統領トランプ氏が
Twitterで呟いた一言が
瞬時に世界中を駆け巡り
景気が大きく左右されるように。
  
どこかの国や地域で
発生した事象が
瞬く間に世界中の人たちに
情報共有されてしまい、
たちまち世の中に
変化をもたらしてしまう。
  
想像を超えた速さと
不気味さを覚える。
 
天災、地変、人怪と
三拍子揃った世の中だ。
 
このような時代に、
人としていかに生きるかの
指針になるのは、
 
「門学」から開門する
人としての深淵(しんえん)な哲学。
 
予め、世の中はこのように
変わるだろうと推測したとしても。
  
常に変化は僕たちの予想を上回り、
抱負や信念というものさえ、
ことごとく裏切られてしまう現実。
 
天地・自然の理法と
人間社会の変化。
 
世の中で絶え間なく
移り変わる事象を学びながらも。
 
自分個人としての
人間的魅力を磨き上げる
必要があるのではないだろうか?
 
ある年齢に達した後、
過去を振り返ってみると、
 
今の自分に至った
人生の道のりの過程に
いくつかの帰路があったことに気づく
ことがある。
 
そんな時、
「門学」を学び深めることで、
 
命運という
見えざる大きな力の
働きを感じてしまうことがある。
  
僕たちの、
命運に対する
関心と興味はこうして生まれた。
 
けれども、
これがキッカケとなり、
「宿命」を意識してしまうと。
  
命運が当たる、当たらないといった
占い的な方面に囚われてしまう。
  
命運という言葉くらい、
人間社会によく普及し、
よく使用され、
 
僕たちの思想と生活に
溶け込んでいる理論や概念は
他には類が無い。
 
ところが
そういう安易な普及のため、
多くの誤解も生じてしまっている。
  
どうすれば吉か?
どうすれば凶か?
 
吉凶の基準から
物事を判断したり
一喜一憂したりもしてしまう。
 
「大殺界だから・・・」
 
「厄年だから・・・」
 
これらは典型的な誤解例。
 
さらに、
 
一番間違いやすい部分とは、
命運を宿命的に考えてしまうこと。
 
何を考えようが、行動しようが
どうにもならない必然的な作用であると。
 
僕たち人間というものは、
結局命運から逃れることが
できないのだという
諦めに
つながってしまう。
  
命運の「運」は動くという文字であり、
めぐるという文字であるので、
 
「宿命」は命運にならない。
  
本来の「門学」のあり方とは、
宿命を論じるためのものではない。
 
動いてやまない、
大自然の理法に従って、
自分の存在、使命、役割に基づく
生活、仕事のあり方を
自覚することで、
 
ミライを創り上げていく
道を明らかにした
「立命」のための学問である。
 
変化目まぐるしい
不透明感の多い現代社会を
いかに生きるか?
 
どう対応していくか?
 
目を閉じて描いた
「シアワセ」の輪郭を、
現実としてなぞることができるか?
 
指針のひとつとして
活用できるものである。
 
命運とはどこまでも
自ら立てていくもの。
 
春、夏、秋、冬・・・
自然の法則に従いながらも、
自ら創って行くもの。
 
命運の中に含まれている、
思想的、実践的な意味を
明らかにすることで、理解。
 
「自分が主人公」として、
常に新しく立命して行く。
 
世の中の変化の中で
遭遇してしまう
困難や苦難。
 
これに捉えられたり、
負けたりすること無く、
 
春夏秋冬、
自然が四季折々の景色を
つくって行くように。
 
僕たちも
常に新しく展開していくことが
求められる。
  
これこそが「門学」の本質である。
 
「立命法」。
 
「門学」の基礎を学んだ後で、
さらに深く自分と向き合い、
 
変化激しい世の中に
対応していきながらも、
 
描いた「シアワセ」の輪郭を
自らの力でなぞるための学問。
 
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  • この記事を書いた人

真田孔明@社長の左腕

『他では絶対聞けない!お金を増やす究極 のしくみ
』 (KADOKAWA/角川学芸出版社)著者 日本最大手玩具メーカー海外営業&マーケティング担当として働く傍ら、インターネット上のメルマガ、ブログ、SNSを介した運命調整(命名・世界観・キャラクター設定)に特化したビジネス・経営コンサルタントを開始。 これまで2万人を超えるビジネスマンたちの運命調整をすることで、年間億単位の収入を稼ぎ出す成幸者を多数排出してきた。 経済的な成幸を得た後は、華僑に伝わる「門」「命運のシナリオ」「男女陰陽太極図」を元にした四柱推命鑑定士としての運命調整力を武器に、現在人間関係の問題の解決をお手伝いするために、大富豪や仙人など「生きる伝説」たち直伝の戦略術が凝縮されている「帝王学」の研究と啓蒙活動を行っている。

-真田孔明, 門学経営術, 黒虎の奥義

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