ある情報筋によると、
現代の人々が1日に処理する情報量は、
江戸時代の1年分に匹敵するという。
例えば、文字を書く速度。
江戸時代には筆を使って
丁寧に書いていただろうから、
かなりゆっくりと書いていたに違いない。
現在はパソコンではブラインドタッチ、
スマホではフリック入力をマスターすれば、
話す速度とさほど変わらないぐらいのスピートで
タイピングすることも可能だ。
そして、読む速度。
我々がネットサーフィンをする時、
検索結果の一覧をさっと斜め読みして、
大量の文字情報の中から、
自分が求めている情報を探そうとする。
この時、脳のCPU使用率はかなり高くなっている。
これが、情報化社会の実態であり、
我々はこのような生活に確実に「適応」している。
もし江戸時代の人が現代にタイムスリップしたら、
我々の姿やライフスタイルは宇宙人のように映るかもしれない。
このような時代だからこそ、
経営者としてはやはりITを「理解」
しておかなければならない。
けれども、今からプログラミングを覚えたり、
ホームページを作れるようになったりといった、
自分自身がITスキルを身につける必要がある、
というわけではなく、
どんなことができて何に活用できるのか?
ということを最低限知っておく必要がある。
なぜならばこれを知っているか否かで、
経営効率が大きく変わってくるからだ。
例えばコンビニがこれほどまでに
普及した理由は大手の資金力やブランド力
が決めてだったわけではなく、
コンピュータを駆使して徹底的に
在庫管理と売れ筋商品をリサーチしているからだ。
コンビニに置いてある商品は
店側が勝手に判断して置いているわけではなく、
徹底的なリサーチと効果測定を繰り返し、
勝ち残った商品だけが並べられているのだ。
だから中国人が日本のコンビニに来たら、
とても魅力的に映るようだ。
また、男のクライアントでもある
某コーヒーチェーン店の課題。
商売なので集客が課題かと思いきや・・・。
立地を間違わなければ地元の人達からの
「実需」が安定的にあるので、
実は集客はそこまで大きな課題ではなく、
逆に食材の在庫が少なすぎて
必要な時にメニューが売り切れとなってしまったり、
(売上の機会損失)
逆に在庫使いきれず廃棄処分になってしまったり、
(原価の増大)
といったことが利益率に影響してくるという。
ここの社長さんはカメラを使って
在庫を自動管理できないか?
という構想も描かれている。
この場合にも、自分自身で技術を使いこなせる
必要はなく、「こういうことができる」という点を
理解しておくことで、可能性が大きく変わってくる。
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IT音痴の社長でもITを経営に活かせるように
なるための基礎知識や、
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