今月末のオンラインセミナーのために、
久しぶりに情報をインプットして、
あたまの中で整理している。
普段の生活では、99%アウトプットをして
生きているので、
たまにインプットをすると、
面白いように脳が吸収してくれる。
それを頭の中でミックスしていくと・・・。
過去の経験則と照らし合わせることにより、
道筋が見えてくる。
現在、メディアでしきりに騒がれている
「AI(人工知能)」という領域。
新聞でも毎日のようにキーワードが出てくるし、
6月3日の日経新聞でも、SONYが2019年度から
新入社員の年間給与を最大2割増しとし、
最大730万円を用意しているとの情報があった。
このことから日本もどんどん成果主義になっており、
さらにはITの分野でもAIという特定の領域が
大手企業を中心として注目されている、
ということがわかる。
男も娘たちと一緒にいる時に、
それとなくこのキーワードを持ち出して、
AI関連のYouTube動画を見せたりして、
興味付を行っているところだ。
経営者である黒虎の面々からしてみれば、
「果たしてこれが自分のビジネスに
どんな影響があるの?」
という点であろう。
少し前には「スマホ革命」が起きて、
スマホ中心の戦略を展開した企業が
大きく伸びている。
(スマホ革命は現在も進行中。)
1984年に公開された映画「ターミネーター」、
2001年に公開された映画「A.I.」で描かれていた
世界は、当時はまだ50年ぐらい先のことのように
感じられていたが、
実はターミネーターからはもう35年が経過しており、
あと15年経過すれば、見事に50周年となるのである。
だから、実はAIについては水面下でかなり
進行している。
我々の日常生活の中でも、
既に導入され始めている。
例えば、Macユーザならおなじみの、Siri。
これが厳密にAIかどうかという議論はさておき、
こちらの質問に対して固定の回答ではなく、
様々なバリエーションの回答が帰ってくるので、
かなりAIに近い動きになっている
のではないかと思う。
この議論をしていると、
「AIによってなくなる仕事は?」
といった議論が必ず起きて、
不安になる人たちが出てくるが、
本質はそこではない。
最初にコンピュータが登場した時も、
「多くの失業者が出てしまう」
と議論されていたようだが、
現実にはコンピュータの登場により、
世の中はどんどん複雑化しており、
様々な分野が細かく枝分かれしていって、
逆に現代人のほうが忙しくなっているのでは
ないだろうか?
仕事や生活の効率化を行うために
コンピュータを導入したはずなのに、
より忙しくなってしまっているという矛盾。
そうなってしまっている理由は、
人間の本質にあると思う。
人間には過去や今よりも良くありたい、
という気持ちが刷り込まれている。
だからどんなに人間の活動が
コンピュータやロボットに置き換えられていっても、
また新たな活動を見つけ、
そこに邁進していくのだろう。
つまり、仕事や生活のスタイルが変わるだけだ。
コンピュータが出てきた当時は、
ソフトの使い方をマスターしなければ
仕事が無くなってしまう、
ということは確かにあった。
Word・ExcelやCADなどがそうだ。
しかし、今後はソフトの使い方さえも
マスターしなくて良くなっていく。
本人が使い方をしらなくても、
ソフト側で吸収してくれるようになるからだ。
Siriもその1つで、
「Siri、今日の天気は?」
と尋ねれば、
「今日はいい天気になりますよ。。。
予想最高気温は18℃です」
という具合にきちんと答えが返ってくる。
インターネットが登場した当時は、
検索エンジンで天気予報のWebサイトを調べ、
自分が調べたいエリアをクリックして、
はじめて結果がわかる、というものだった。
この場合、
・パソコンの使い方
・Webブラウザーの使い方
・検索エンジンの使い方
を知っている必要があるし、
それ以前に、
・インターネットで天気予報を
調べることができる
という前提知識が必要となる。
検索エンジンもどんどん進化しており、
現在では「東京 天気」のように
地域名と合わせて検索をすれば、
結果を表示してくれるようになっている。
これがSiriであれば、
そもそも手で入力する必要もなく、
質問をするだけで1秒以内に
答えが返ってくるのだ。
そのうちハードやソフトの使い方も
その本体が教えてくれるようになるだろう。
では、黒虎経営者としては
この来るべきAI時代に備えて
今何をしておく必要があるのか?
その答えを、今回のセミナーで解説させていただく。
2019年6月30日(日)22時〜24時開催決定
▶黒虎のためのIT経営戦略最前線
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AI時代に勝ち残る方法