「金持ち父さん」がもう古い理由  高度情報化社会における"第5のクワドラント"とは? 

このバッグは、今年の6月に新潮した特別もの。 
世界中を探し回って、1品だけ在庫があったので、 
わざわざドイツから取り寄せたものだ。 
 
この中に、男の仕事道具一式が詰め込まれている。 
 
この道具一式さえあれば、世界中どこにいても 
仕事をすることができるし、住居を現地調達すれば 
住むことだって可能だ。 
 
「PC1台で」という言葉は良く使われるけれど、 
実際にはスマホも必要だし、タブレットも 
あったほうが何かと便利だ。 
 
でも、「あれもこれも・・・」となってしまうと、 
とても移動には向かない大所帯となってしまう。 
 
もっともっと技術革新が進めば、 
手のひらサイズの「キューブ」に、 
仕事道具一式が詰め込めるかもしれない。 
 
既に、各種クラウドサービスの普及によって、 
人々はデータを持ち歩く必要が無くなった。 
(一昔前までは、「外付けハードディスク」を 
 持ち歩いている人も珍しくなかった。) 
 
更には「シェアリングエコノミー」の普及によって、 
住居や車といった「インフラ」を所有する必要が無くなった。 
 
ヨーロッパでは既に、月5万円程度で 
公共交通機関(電車やバス)からレンタカー、 
タクシーなどを使い倒せるというMaaS(マース) 
というサービスまで実用化されていて、 
日本でも高速バス大手のWILLERが7月19日に、 
まずは京都および兵庫の一部でサービスを開始すると 
正式発表された。 
 
現代は「ストレス社会」と言われているが、 
そのストレスの原因の多くは、 
 
・固定のオフィスに行かないといけない 
・働きたくない人と一緒に働かないといけない 
・通勤が大変 
 
といったものではないだろうか? 
 
・固定のオフィスに行く必要が無く、 
 お気に入りの場所で仕事ができるようになったら? 
 
・毎日通勤する必要が無くなったら? 
 
・共に働く人を選べるようになったら? 
 
・好きな時に家族と旅行に行けるようになったら? 
 
・子供に好きな国で教育を受けさせることが 
 できるようになったら? 
 
・子供の学校や習い事のイベントに全て参加し、 
 子供の成長を見守ることができるようになったら? 
 
こういったことを実現するには、 
資産を作って投資家として成功する必要がある、 
というふうに世間一般的には思われているが、 
それはかなりハードルが高いと思う。 
 
そもそも投資というものは、 
「金持ち父さん」の「4つのクワドラント」の中でも 
最高ランクに該当するもので、 
Eクワドラント(Employee=従業員) 
Sクワドラント(Self employed=自営業) 
Bクワドラント(Business owner=ビジネスオーナー) 
Iクワドラント(Investor=投資家) 
 
となっており、E→S→B→Iという順に 
難易度が高くなるものだと思う。 
 
そしてEからS、SからB、BからIに進む際に、 
それぞれ「越えられない壁」が存在する。 
 
誰でも簡単に超えられるわけではなく、 
やはり壁を越えた者しか到達することができない。 
 
ただ、男からしてみれば、 
この4つのクワドラントはもう古いと思う。 
 
そもそも、「金持ち父さん貧乏父さん」が 
初めて発行されたのは1997年で、 
書籍として発行されたわけなので、 
1997年以前の成功法則を語ったものにすぎない。 
 
つまり、この成功法則は、 
その後のインターネットの普及による 
「高度情報化社会」を考慮したものではないのだ。 
 
ところが、世の中の多くの人達はいまだに、 
 
E:従業員 
↓ 
S:自営業 
↓ 
B:ビジネスオーナー 
↓ 
I:投資家 
 
への道を辿ろうとしている。 
 
・経済的な自立 
・時間と場所に縛られない生活 
 
は、何もInvestor(投資家)にならなくても、 
実現することができるのだ。 
 
これを何と呼べば良いかまだ思いついていないのだが。。 
 
現在定義されている「4つのクワドラント」 
を端的に表現すると、 
 
E:従業員 
→時間もお金もない 
 
S:自営業 
→時間は無く、お金は自分次第 
 
B:ビジネスオーナー 
→時間はあるがお金は自分次第 
 人や景気の影響を大きく受ける 
 到達までの難易度が高い 
 人を雇っているので責任が大きい 
 
I:投資家 
→時間、お金ともに自由 
 到達までの難易度が高い 
 
という感じだ。 
 
一方、男とK氏が実現している 
「第5のクワドラント」は、 
 
・時間は自由 
・場所も自由 
・お金は家族を十分に養えるだけ得られる 
・人を雇うリスクは無し 
・到達までの難易度はそこまで高くない 
 
というもの。 
 
つまりはイメージとしては 
「S:自営業」から「B:ビジネス」を乗り越えて 
「I:投資家」のステージに到達しているけれど、 
株や不動産といった投資に頼る必要はなく、 
必要な資金は自分のビジネスから 
継続的に生まれている状況、ということなのだ。 
 
この記事を書いていて、 
男の頭に閃きがよぎってきた。 
 
そうだ、自分達のクワドラントを、 
 
「Nクワドラント」 
・・・Net Business Owner(ネットビジネスオーナー) 
と定義することにしよう。 
 
明日の夜22時より、 
Nクワドラントになるために必要な環境の最新版を 
お伝えさせて頂く。 
 
2019年8月11日(日)22時〜24時開催決定!   
★黒虎向けI.T.ツール2019(ハード&ソフト)   
詳細はこちらから
※お申し込み期限:2019年8月11日(日)21時

  • この記事を書いた人

平城寿@社長の右腕

『ITエンジニアのための「人生戦略の」教科書』(マイナビ出版)著者 日本最大級(会員約27万人)のビジネスマッチングサイト『@SOHO(https://www.atsoho.com)』の開発者であり創業者。 大学卒業後、内定をすべて辞退し半年間起業の道を模索するも断念。消去法で福岡のIT企業に就職し在職中にショッピングカートのレンタルシステムをヒットさせ1年半後に24歳で1度目の独立を果たす。 フリーランスのITエンジニアとして活動しつつベンチャー企業のCTOを兼任。 大規模システムの経験を積むため26歳でアクセンチュアに就職し3年間トップ5%の評価を維持する。在職中に『@SOHO』を立ち上げ、軌道に乗せて29歳で2度目の独立を果たす。ITエンジニアの独立起業をサポートする 『スーパーエンジニア養成講座』を開講。2万人のメールマガジン読者にアドバイスを行う。その後活動の場を海外に広げ、海外でのノマドスタイルを確立し『海外ノマド』という言葉を自ら定義し啓蒙活動を行う。 さらに、業種にとらわれずに独立起業を加速させるための講座『平城式Facebook』を開講。これからはピラミッド社会ではなく球体の社会になると予見し、既存のシガラミに囚われず価値観を共有できる仲間とつながるためのオンラインを中心としたコミュニ ティー『成幸村』を構想し実現。 一貫して『個人が自己実現をするための事業活動』を行っている。

-平城寿, 黒虎の奥義, 黒虎向けI.T.ツール2019

Copyright© ひとり社長のための錬金術倶楽部 , 2024 All Rights Reserved.