情報起業の商品戦略が理解できる4時間半

あれは2004年の事。
ある方が書いた著書から、
『情報起業家』という言葉を知った。

まだ男が会社員をやっていて、
ちょうど@SOHOを立ち上げる構想を
していた頃だった。

なんとこの著者は、
毎月ベンツが変えるぐらいの
収入があるとのこと。

その方法は、
ネット上で自身のノウハウを販売する、
いわゆる『情報販売』というものだった。

当時、男はベンツが幾らで変えるのかも
知らなかったけれど。

月500万以上の収入には
なっているのだろうな〜と想像していた。

この時から男は、
『情報起業』という言葉に取り憑かれた。

なんせ、
・在庫を持つ必要がない
・小資本でできる
・発送が必要ない(世界中が商圏になる)
・時間と場所の自由が手に入る

という、学生時代にネットワークビジネスの
人達から教わったメリットを、
全て満たしていたから。

しかも、ネットワークビジネスのデメリットである、
「友達を無くす可能性が比較的高い」
という要素も皆無だった。

男は早速、自分がどうすれば情報起業できるのかを
四六時中考え続けていた。

当時、有名な情報起業家は皆、
メルマガスタンド『まぐまぐ』を基軸とした
情報配信を行っていた。

男も何名かのメルマガを購読していたけれど、
どうすれば何万人もの読者を集めらえるのか、
不思議でならなかった。

その頃から、日本国内でも情報起業のブームが
沸き起こり、様々なカリスマ情報起業家達が
生まれつつあった。

ところが、彼らは皆、『怪しさ』を伴っていた。

典型的なのが、目の前に札束を並べて、
『こんなに儲かりました!』
的なやつだ。

彼らの話には全く信憑性が無かったし、
仮に事実だとしても、
そんな怪しい真似は絶対にできない。

そもそも社会的評価は得られない。

そう思っていた。

幸い、男が読んだ書籍を書いた方は、
怪しい雰囲気が無く、正統派な印象だった。

ところがこの方はカリフォルニア在住なので、
簡単に会いに行くことはできない。

こうして、月日が過ぎていった・・・。

男は同じ2004年に@SOHOを立ち上げ、
WEBサイトのビジネスをスタートした。

2年ぐらいで軌道に乗せることができたので、
2006年に会社を円満退社。

それから3年は、顧客からの
システム開発の仕事を請けながら、
@SOHOの運営を続けていった。

@SOHOのようなWebサイトのビジネスモデルは、
どちらかといえば農耕民族型で、
会員数やアクセス数に応じて
比例的に収益も増えていくのだけれど、
『初月から月1,000万!』
のような情報起業のような派手さは無い。

そこで男はやっぱり、
情報起業を目指してみたくなった。

そして2010年。

男にとって人生の転機となる出会いがあった。

男はたまたま、
ある人のメルマガを通じて、
K氏のメルマガを読み始めた。

K氏は当時サラリーマンながら、
2004年頃から副業で情報起業しており、
副業だけで「億り人」となった実績を持ち、
2007年に一度副業を休止。

現在有名となっているカリスマ起業家達の多くが、
実は初期の頃にK氏からアドバイスを受けていた、
という、業界でも一目置かれる存在だったようだ。

K氏が2010年に再びメルマガを
再開したタイミングで、
過去にK氏に世話になった情報起業家たちが、
まるで『復活記念祭』であるかのように、
一斉にK氏のメルマガを紹介。

そんな『お祭り騒ぎ』があったので、
男はK氏のことを知ることになった。

男はK氏のメルマガを読み始め、
一気にその面白さに虜になっていった。

あまりにも面白かったので、
それまで読んでいた他の人のメルマガを、
ほとんど解除してしまった。

ある時、男がK氏のメルマガに
感想を返信したことがきっかけで、
Skypeでミーティングをすることになった。

そしてそのミーティングで意気投合。

それから、男はK氏から情報起業について
教えてもらえるようになったのだった。

当時の主流はやはりメールマガジン。

メルマガ読者を集め、
読者に対して信用・信頼を獲得し、
自身が持つ知識・経験を「情報」としてまとめ、
販売していくスタイルだ。

ただ、男は自分の何を売りにして良いか
全くわからなかった。

ITを武器に独立することができたけれど、
自分が持っているITの知識は、
業界では当たり前のこと。

また、自分より優秀な技術者は、
世の中にいくらでもいる。

また、@SOHOのようなマンモスサイトを
構築することはできたけれど、
誰もが再現できるものではないし、
こんなサイトの作り方を知りたい人なんて、
かなり少数派なのではないだろうか・・・。

という疑問があった。

K氏は男に幾つか質問をしていった。

男はその質問に答えるだけで、
方向性が固まっていった。

そうして、男のテーマは決まった。

誰に(ターゲット):
男と同じITエンジニアで、
将来独立したいと考えている人、
もしくは既に独立しているけれど、
まだうまくいっていない人

何を:
ITエンジニアが独立して
安定的に顧客を獲得する方法

という感じだった。

メルマガのタイトルは、
『スーパーエンジニア養成講座』

とした。

男はK氏のアドバイスに従って、
まず20通ぐらいのステップメールを作成し、
メルマガをスタートした。

同時に集客も開始し、
半年で約500名の読者が集まった。

このタイミングで、初めてセミナーを開催。
当時主流だったイーブックなどの販売ではなく、
セミナー形式にしたのは男のアイディアだった。

そして、1回のセミナーで約50万円の収益を実現。
以降、東京と大阪で月に1回ずつセミナーを
するだけで、毎月100万円程度の収益を
上げることができた。

これが、男の情報起業家としてのスタートだった。

2010年のあのタイミングでK氏と
出会っていなかったら、
情報起業への道は開かれなかったかもしれない。

来る2月23日(土)、
K氏から直接、情報起業における
商品戦略を学べる機会を設けることができた。

13時〜17時半のみっちり4時間半、
K氏から学びを得ることができる。

東京会場に来れない方はzoomによる参加も可能。

▶詳細・お申込みはこちら
お申込み締切:2019年2月22日(金)24時

  • この記事を書いた人

平城寿@社長の右腕

『ITエンジニアのための「人生戦略の」教科書』(マイナビ出版)著者 日本最大級(会員約27万人)のビジネスマッチングサイト『@SOHO(https://www.atsoho.com)』の開発者であり創業者。 大学卒業後、内定をすべて辞退し半年間起業の道を模索するも断念。消去法で福岡のIT企業に就職し在職中にショッピングカートのレンタルシステムをヒットさせ1年半後に24歳で1度目の独立を果たす。 フリーランスのITエンジニアとして活動しつつベンチャー企業のCTOを兼任。 大規模システムの経験を積むため26歳でアクセンチュアに就職し3年間トップ5%の評価を維持する。在職中に『@SOHO』を立ち上げ、軌道に乗せて29歳で2度目の独立を果たす。ITエンジニアの独立起業をサポートする 『スーパーエンジニア養成講座』を開講。2万人のメールマガジン読者にアドバイスを行う。その後活動の場を海外に広げ、海外でのノマドスタイルを確立し『海外ノマド』という言葉を自ら定義し啓蒙活動を行う。 さらに、業種にとらわれずに独立起業を加速させるための講座『平城式Facebook』を開講。これからはピラミッド社会ではなく球体の社会になると予見し、既存のシガラミに囚われず価値観を共有できる仲間とつながるためのオンラインを中心としたコミュニ ティー『成幸村』を構想し実現。 一貫して『個人が自己実現をするための事業活動』を行っている。

-商品戦略, 平城寿, 黒虎の奥義

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