20年生き残るWEBビジネス

「WEBプロモーション」。 
この言葉の意味は、 
インターネットを使って、 
商品・サービスの販売活動をすること。 
 
特に、販売する対象が「情報」である場合、 
ラーメン屋のように路上に店を出せば 
勝手に人が集まってくるというわけにはいかない。 
 
情報は手にとって見ることができないので、 
実勢に購入してみるまで実感を持ちづらい。 
 
さらにはインターネット上には情報が 
氾濫しすぎていて、 
同じような情報を発信している人も沢山いる。 
 
まだ日本に「情報起業」という言葉が入ってきて 
間もない2003年〜2006年頃までは、 
自分の知識・経験をイーブックにまとめて 
販売サイトに置いておくだけで、 
飛ぶように売れた時期もあった。 
 
ヤフオクで売ることができた時期もあった。 
 
ところが、年々多くの人達が 
この業界に参入してきたことによって、 
情報が売れなくなってきている。 
 
(と、昔からやっている人は感じている。) 
 
ネットビジネスに限らず、 
安定的にビジネスを回していくために 
重要となるのが、「見込み顧客リスト」。 
 
中でもネットビジネスにおける見込み顧客リストは、 
メールアドレス。 
 
なるべく多くの見込み顧客リストの 
メールアドレスを獲得することで、 
ビジネスを有利に進めることができる。 
 
では、見込み顧客のメールアドレスを 
どうやって集めるのが良いのか? 
 
ブログやSNSを使って地道に集める方法、 
「無料レポート」と言われる簡単な 
PDF資料を用意して、 
これのダウンロードと引き換えに取得する方法、 
PPC広告やFacebook広告を使って集める方法、 
などなど様々な方法があるが、 
もし仮に広告を使って集めるとした場合、 
1メールアドレス(1リスト)獲得する単価が、 
2,000円でおさまれば御の字だと言われている。 
 
これが15年前であれば、獲得単価は10分の1以下。 
 
世の中の人達も情報に関して 
目が肥えていなかったので、 
販売もしやすかった。 
 
ところが、獲得単価は10倍になり、 
人々の情報を見る目も肥えてきている。 
 
ということは、 
15年前と比べて今は 
情報ビジネスで成功できる難易度が 
10倍以上上がっている、 
と考えることができる。 
 
さて、あなたはこれをどう捉えるだろうか? 
 
今から情報ビジネスに参入しても、 
もう成功できるチャンスは無いのだろうか? 
 
いや、15年前と比べて良くなっている点もある。 
 
まず、人々が「情報を買う」ということに対して、 
抵抗が無くなっている、という点。 
 
15年前は、そもそも書店に並んでいる書籍よりも 
高い金額で売られているネット上の情報は、 
『怪しい』としか思われていなかった。 
 
あなたも、 
 
(怪しいけれど、書店では手に入らない情報だから、 
 つい買ってしまった!) 
 
という経験があるのではないだろうか? 
 
ところが今はどうだろうか? 
 
書籍よりも安く売っている情報を探すほうが、 
難しいのではないだろうか? 
 
書籍のほうが遥かに多くの時間と労力をかけて 
作られているはずなのに、 
なぜこのような逆転現象が 
起きてしまっているのだろうか? 
 
15年前の情報ビジネスは、 
数千円〜数万円の「イーブック」 
を販売するの形が主流であり、 
それこそ1つのイーブックが 
1,000本、2,000本と売れたものだ。 
 
それからDVD教材を販売する手法が出てきて、 
その後オンラインの動画を販売する手法が出てきて、 
DVDすら作らなくて良くなってきた。 
 
さらに「高額塾」と言われる期間限定の 
スクール形式の講座を販売する手法や、 
「お茶会ビジネス」「個人コンサル」 
といった形で、文字情報だけでなく 
動画や音声、そしてリアルを組み合わせた 
サービスへと多種多様な形態へ以降していっている。 
 
15年前は10万円以上すればもう立派な 
高額商材だったのが、今では高額ではない。 
 
全くの無名の人でも個人コンサルで 
半年で数十万円、という価格設定が 
当たり前のようになってきている。 
 
昔はネットビジネスのやり方なんて 
誰も知らなかったので、 
ネットで調べてもまず出て来ない。 
 
自分で試行錯誤しながら 
なんとかやっていたものだ。 
 
ところが今は、情報が氾濫しすぎていて、 
ネットで調べても逆に情報があり過ぎる。 
 
FacebookをはじめとするSNSの定着もあり、 
やり方を教えてくれる人がいくらでもいるので、 
これからスタートする人達は、 
 
「まず誰かに基本を教わってからスタートするのが 
 当たり前」 
 
という風潮がある。 
 
ネットショップが世の中に出て来た頃は、 
クレジットカード情報を入力することさえ、 
抵抗を感じる人達が多かったものだが、 
今ではネットで車も買われる時代だ。 
 
水やお茶も、昔はお金を出して買うなんて 
考えられなかったが今は当たり前。 
 
情報ビジネスの分野も、初期から中期にかけては 
札束を並べてブランディングをするような 
「ギラギラ系」の輩が多かったが、 
彼らは既に引退したり散っていったりしたため、 
今は殆ど見なくなってしまった。 
 
逆に怪しくない真っ当な人が増えており、 
10年ほど前であれば、 
 
「俺、情報起業して独立するんだ!」 
 
と言おうものなら周囲から白い目で見られ、 
 
(え、お前何言ってるの?) 
 
と言われるのがオチだったが、 
今ではそうでもない。 
 
逆にネット上でビジネスをするのが 
当たり前になってきている。 
 
ようやく、「情報ビジネス」 
というものが社会で認められるようになってきた、 
と言っても良いのではないだろうか? 
 
男がインターネット上で初めてお金を稼いだのは、 
1999年。 
 
「お仕事掲示板」でプログラミングの仕事を受注 
したのがはじまりだった。 
 
あれから20年。 
 
「10年以上続く会社は5%以下」 
 
という数字があるけれど、 
一応20年生き残っているということは、 
2.5%以下ぐらいにはなれているのだろうか? 
 
この「生存20年」を記念して、 
同じく20年以上ネット界で生き残っている、 
K氏と共に、「WEBプロモーション」 
というテーマでセミナーを開催することが決定した。 
 
来る3月24日(日)、東京都内にて。 
今回は男も一時帰国しての開催となる。 
 
2019年3月24日(日)10時〜14時 
〜20年生き残る「WEBプロモーション」 
ディープバージョン〜 
 
▶詳細・お申込みはこちら 

  • この記事を書いた人

平城寿@社長の右腕

『ITエンジニアのための「人生戦略の」教科書』(マイナビ出版)著者 日本最大級(会員約27万人)のビジネスマッチングサイト『@SOHO(https://www.atsoho.com)』の開発者であり創業者。 大学卒業後、内定をすべて辞退し半年間起業の道を模索するも断念。消去法で福岡のIT企業に就職し在職中にショッピングカートのレンタルシステムをヒットさせ1年半後に24歳で1度目の独立を果たす。 フリーランスのITエンジニアとして活動しつつベンチャー企業のCTOを兼任。 大規模システムの経験を積むため26歳でアクセンチュアに就職し3年間トップ5%の評価を維持する。在職中に『@SOHO』を立ち上げ、軌道に乗せて29歳で2度目の独立を果たす。ITエンジニアの独立起業をサポートする 『スーパーエンジニア養成講座』を開講。2万人のメールマガジン読者にアドバイスを行う。その後活動の場を海外に広げ、海外でのノマドスタイルを確立し『海外ノマド』という言葉を自ら定義し啓蒙活動を行う。 さらに、業種にとらわれずに独立起業を加速させるための講座『平城式Facebook』を開講。これからはピラミッド社会ではなく球体の社会になると予見し、既存のシガラミに囚われず価値観を共有できる仲間とつながるためのオンラインを中心としたコミュニ ティー『成幸村』を構想し実現。 一貫して『個人が自己実現をするための事業活動』を行っている。

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