2020年に向けてのビッグチャンス 

AI(人工知能)が人間の知性を越えると言われている 
シンギュラリティ(技術的特異点)。 
2045年に起きると言われており、 
未来予測の概念であり、 
人工知能の権威であるレイ・カーツワイル博士 
によって提唱されたものだ。 
 
既に 
1997年:AIがチェス・チャンピオンに勝利 
2015年:AIがプロ棋士に勝利 
 
という事実が起きており、 
将棋に関しては本来もっと先のことと 
予測されていたことが、 
既に実現してしまった。 
 
他にも、画像認識など、 
一部の分野については 
既にAIが人間の能力を超えていると言われている。 
 
これから2045年のシンギュラリティに向け、 
ありとあらゆる分野で人間の役割が 
ロボットやコンピュータに置き換えられていく。 
 
かつてコンピュータが初めて仕事場に導入され 
普及していった過程では、 
 
「多くの人々の仕事がコンピュータに置き換えられ、 
 仕事が無くなる」 
 
と言われていた。 
 
確かに、オフィスでの仕事に就くためには 
最低限MicrosoftのWord、Excelができないと 
難しい、という風潮はあった。 
 
だから人々は必死にコンピュータの使い方を覚えた。 
 
そしてITを活用できた企業とそうでない企業には 
大きな差がついてしまい、IT活用に遅れをとった 
企業の多くが淘汰されてしまった。 
 
これから社会のAI化が進んでいくにあたり、 
この差は水面下で進行し、 
気がついてみたらあなたのビジネスも 
手遅れになってしまっているかもしれない。 
 
例えば会計サービスの分野においては 
「Freee」や「MoneyForward」といった 
クラウド上の会計サービスが普及しており、 
日々の帳簿に関してはネットバンクやPayPalなどと 
完全に自動連携してくれるため、 
銀行振込やカード決済したデータに関しては 
手入力する必要が無くなった。 
 
今はほぼ現金決済することはないので、 
男の会社も以前は1件あたり100円で 
「記帳代行」サービスを利用していたこともあるが、 
その必要が無くなってしまった。 
 
つまり、システムが「記帳代行」 
をしてくれることにより、 
 
企業側からしてみれば記帳代行費用や 
簿記の事務員の人件費を削減できることになり、 
記帳業務をしていた人は、 
また新たな仕事を探さなければならなくなった。 
 
また、現時点で既にAIで専門家がうなるような小説も 
書けるようになっているので、 
記事作成代行といった仕事もなくなるだろう。 
 
それまで人がやっていたことを 
積極的にコンピュータやロボットに置き換えて 
いくことで、 
 
・省力化 
・コスト削減 
・スピードアップ 
 
を図ることができ、企業の競争力が高まる。 
 
このような流れになってくると、 
一番困るのは人を沢山雇ってしまっている大企業だ。 
 
なぜかというと現在の日本の法律では 
人員削減をしたくても、 
そう簡単にクビにはできないからだ。 
 
このような時代において、 
黒虎としてはやはり積極的にITを 
活用することによって、 
大企業ほどまでとはいかなくても、 
社員なしの「1人ビジネス」でも 
そこそこの企業と渡り合えるほどの 
利益を上げることも可能になるだろう。 
 
例えば、年商1億円で社員10人の会社の場合、 
1人あたりの売上高は1,000万円。 
 
これが社長1人で実現できれば、 
1人あたりの売上高は1億円。 
 
既にこういう起業家は増えている。 
 
これまでのビジネス社会においては、 
コンピュータはせいぜい計算を早くする 
ツールとしての活用にとどまっていたので、 
人間の判断が必要なシーンにおいては、 
やはり「人材」が必要とされていた。 
 
ところが、それまで人間が行っていた 
「判断」という仕事までコンピュータに 
置き換えることができれば、 
社長1人で年商10億円以上といった起業家も 
どんどん出てくるはずだ。 
 
「1人ビジネス」の良いところは、 
「シガラミ」が無いことだ。 
 
会社組織の「シガラミ」から解放されたくて 
独立起業して社長になったはずなのに、 
 
現実には 
 
取引先からのシガラミ、 
親会社からのシガラミ、 
株主からのシガラミ、 
 
といった別のシガラミがあることに気づいてしまう。 
さらには 
 
社員からのシガラミ 
 
というものも発生する。 
 
たとえ自分がオーナー社長の会社だったとしても、 
会社の経費を使い込んだり極端に多い報酬を取れば、 
社員のモチベーションは下がってしまい、 
経営は悪化することになる。 
 
また優秀な社員に会社のノウハウが蓄積し、 
その社員が抜けてしまうと会社には 
何も残らない、ということも起こりえる。 
 
結果、「社長が社員の気を使わないといけない」 
という摩訶不思議な現象が起きてしまう。 
 
従来の経営を端的に表現すると、 
「なるべく優秀な人材をなるべく安く使い、 
 その差益で儲ける」 
 
といっても過言ではない。 
 
そのために社長はリスクを取る必要はあるのだが。 
 
だから、社長と社員の間には、 
少なからず「利益相反」の要素が存在する。 
 
社員の給料を増やせば当然ながら 
社長の取り分は減る。 
 
男が海外ノマドを実現した2012年当時、 
海外移住を目論んでいた知り合いの社長が、 
 
「社員がいるから海外移住はすぐにはできない」 
 
と言っているのを聞いて驚いた。 
 
自分だけ海外に移住してしまっては、 
社員のモチベーションに関わる 
ということのようだった。 
 
結果的にこの社長は、 
ナンバー2に会社を譲ることによって 
海外移住を実現したようだ。 
 
このようなことから、 
「社長は孤独だ」と言われている。 
 
誰かを雇われていても、 
人を雇う立場になっても、 
結局は少なからず「シガラミ」を感じてしまう。 
 
男の場合、これまでに社員を雇ったことはなく、 
そのかわり、自分の代わりに稼いでくれる 
 
・プログラム 
・コンテンツ 
・仕組み 
 
というものを作ってきた。 
これらには一切、「シガラミ」が無い。 
 
彼らは何も文句を言わず、 
自分が愛情を注いだ分だけ稼いでくれる。 
 
 
●「経済的自立」に近い状態 
 
大ヒットした書籍 
「金持ち父さん、貧乏父さん」 
では、お金がお金を稼ぐ行為、 
つまり投資家のステージに行くことで、 
労働による対価を得る必要が無くなり、 
それを「経済的自立」と表現している。 
 
男にもこのような知り合いが何名かいる。 
ただ、投資家というものは 
何もしていないのではなく、 
むしろ労働者より精力的に活動をしている。 
 
現在の投資案件の入念なチェック、 
出口戦略の確認、そして新規案件の開拓など。 
 
世界中を飛び回っている知人もいる。 
 
彼らは確かに労働から 
対価を得ているわけではないけれど、 
「活動時間」という意味では、 
結構費やしていると思う。 
 
(南の島でビーチサイドでブラブラと。。) 
 
といった生活を夢見る人は多い。 
 
かつての男もそうだった。 
 
2011年〜2014年までの 
「海外ノマド」というライフスタイルを 
啓蒙していた時、男もそのような生活を 
試してみたことがあった。 
 
ところが、数日程度は楽しめたものの、 
すぐに飽きてしまった。 
 
それは、人間の遺伝子の中に 
「進化」の欲求が組み込まれていて、 
起業家になるような人は 
それが特に強いからだということがわかった。 
 
つまり、「南の島でのんびり・・・」は 
楽しいことに違いないけれど、 
それは労働と比べてということであって、 
労働から解放されてしまうと、 
それよりも楽しいことが見えてくる。 
 
それは自分の能力・経験を活かして、 
世の中をもっと良くする活動だ。 
 
男がこれまで展開してきた 
 
・プログラム 
・コンテンツ 
・仕組み 
 
は全てネット上で展開されており、 
社員がいなくても稼働し続けている。 
 
・時間と場所の自由 
・労働による対価ではない 
 
という意味では、 
投資家に近いものがあると思っている。 
 
さらに男の場合はビジネスなので、 
世の中を変えていっているという実感を 
味わうことができる。 
 
これから、 
AI(人口知能)によって世の中が便利になり、 
5Gの普及に伴って動画や音声などが今以上に 
快適に視聴できるようになり、 
VR(バーチャルリアリティー)によって 
時間と空間を越えたコミュニケーションが 
ますます可能となり、 
IoT(Internet of Things)によって 
ありとあらゆるモノがインターネットに繋がり 
生活がより便利になり、 
シェアリングエコノミー、自動運転、 
キャッシュレス化といったものが急速に進んでいく。 
 
この動きは予想以上に急激であり、 
大きな波が来ているのを感じる。 
 
今年から元号も「令和」に変わり、 
来年には東京オリンピックも開催される。 
 
今年、来年はハレー彗星並みの 
レアなビッグチャンスが幾つも待ち受けていると 
感じるので、毎日がワクワクして仕方がない。 
 
明日22時からのオンラインセミナーでは、 
2時間という限りある時間の中で、 
 
・1990年代以降の情報化社会の流れ 
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についての見解を述べながら、 
黒虎としてどのようなビジネスチャンスが 
あるのかについて解説していきたい。 
 
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<追伸> 
世の中には「利権ビジネス」というものもあり、 
ある一定の取り決めをした後は、 
モノや情報を右から左に流すだけで、 
(もしくは何もしなくても) 
お金が入ってくるようなものだ。 
 
一見、美味しいように思えるが、 
これこそシガラミだらけの世界だ。

  • この記事を書いた人

平城寿@社長の右腕

『ITエンジニアのための「人生戦略の」教科書』(マイナビ出版)著者 日本最大級(会員約27万人)のビジネスマッチングサイト『@SOHO(https://www.atsoho.com)』の開発者であり創業者。 大学卒業後、内定をすべて辞退し半年間起業の道を模索するも断念。消去法で福岡のIT企業に就職し在職中にショッピングカートのレンタルシステムをヒットさせ1年半後に24歳で1度目の独立を果たす。 フリーランスのITエンジニアとして活動しつつベンチャー企業のCTOを兼任。 大規模システムの経験を積むため26歳でアクセンチュアに就職し3年間トップ5%の評価を維持する。在職中に『@SOHO』を立ち上げ、軌道に乗せて29歳で2度目の独立を果たす。ITエンジニアの独立起業をサポートする 『スーパーエンジニア養成講座』を開講。2万人のメールマガジン読者にアドバイスを行う。その後活動の場を海外に広げ、海外でのノマドスタイルを確立し『海外ノマド』という言葉を自ら定義し啓蒙活動を行う。 さらに、業種にとらわれずに独立起業を加速させるための講座『平城式Facebook』を開講。これからはピラミッド社会ではなく球体の社会になると予見し、既存のシガラミに囚われず価値観を共有できる仲間とつながるためのオンラインを中心としたコミュニ ティー『成幸村』を構想し実現。 一貫して『個人が自己実現をするための事業活動』を行っている。

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