ベトナム大統領一族からの招待状

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時は2011年2月、男がまだ海外での
投資活動を開始したばかりの時。

男は盟友K氏と共に、
ベトナムのニャチャンに滞在していた。
ニャチャンとは知る人ぞ知る、
ベトナムのリゾート地。

男とK氏はとある縁で大統領ファミリーから
招待を受け、一族が売却したいと考えている
マリオットホテルの視察に来たのだった。

もてなしてくれたのは大統領の甥っ子、
Mr.グン。

ホーチミンの空港に到着すると、
メルセデス・ベンツのSクラスでお出迎え。

初日はホーチミン市内の不動産の視察を行った。
ベトナムに来て驚いたことは、
街中バイクだらけだということ。

交差点での信号待ちのバイクの数は、
ゆうに数十台を超える。

まるでレースそのものだ。

バイクの数が多いだけに、
バイク屋の数も多い。

商店街では4軒に1軒はバイク屋、
という感じだった。

HONDAやYAMAHAの看板が多かったのが、
日本人として誇りに思えた。

そしてその翌日。

国内線の飛行機でニャチャンへと向かった。

ちなみにベトナム国内での宿泊費用、
移動費用などは全て向こう持ちだ。

空港で驚いたこと。

Mr.グンはなんと、
イミグレーションを『顔パス』
で通過していった。。

男たちのパスポートも、
Mr.グンの秘書さんに回収され、
非正規の入り口から入れてもらうことができた。

そして飛行機を待っている間、
Mr.グンはふと売店に立ち寄ると、
いきなりウィスキーのボトルを開け始める。

男とK氏は、
『あ、それは売りものでは・・・?』

と口を揃えて日本語が飛び出したほどだ。

Mr.グンはまるでそこが自分の家であるか
のように、売店内の椅子に腰をかけ、
ウィスキーを飲み始めた。

そしてポリスマンのような格好をした
男も一緒に座って飲み始めた。

実はこの男性、空港の警察の責任者の人だとか。
グン氏達は大きな声で笑いながら、
売店のお兄さんも一緒に混ざって
プチ宴会が開かれていた。

男とK氏は、ポカンと口を開け、
その光景に圧倒されるばかりだった。

Mr.グンから手渡された航空券を見ると、
男のシートナンバーは1番だった。
(もちろんビジネスクラス)

ニャチャンの空港に降り立つと、
既に送迎用の車が到着していた。

ここでも黒塗りのSUVが迎えに来てくれていた。

Mr.グンは建設中のマリオットホテルを
案内してくれ、その後既に完成している
一族が持つリゾートホテルに案内してくれた。

まずはリゾートホテルの
プールサイドのレストランにて、
一族と一緒に会食が開かれた。

親族が多すぎて、
もはや誰が誰だかわからない。。

彼らは殆どベトナム語で会話をしていたので、
会話の内容は殆ど理解できなかったけれど。

それでも彼らの身分がタダモノではない
ということ、
そしてそこで振る舞われているウィスキーが、
かなり高級な品だということは、
雰囲気からすぐにわかった。

会食が終わると、同リゾートホテル内にある
ゴルフ場へと案内された。

ゴルフコースに隣接する打ちっぱなしが、
まさに『海に向かって打てる』アレだったのだ!

Mr.グンはここでもウイスキー片手に、
ボールをどんどん打っていた。

グン氏の秘書兼ボディーガードの男の球筋は、
まるでプロ並のようだった。

K氏も打席に立って、何球かチャレンジ。
男は遠慮して一球も打たなかった。

打ちっぱなしでの一時が終わると、
隣にある芝生の庭園に移動。

そしてそこではさらに驚くべき光景が待っていた。
10メートルぐらいはあろうかという長テーブルに、
海の幸がズラリと並んでいた。

新鮮な刺し身はもちろんのこと、
50センチ四方はあるかという大皿の上に、
ウニが山盛りになって運ばれてきた。

召使いさん達も、10人以上はいただろうか?

(こ、これが王族の生活なのか・・・。)

既に近代化され、法整備の整った日本では、
国の中枢の人達がこのような生活をしていては
真っ先に批判されそうだが、
現在進行形で発展している国の中枢にいる人達の、
『権力』というものを肌で感じることができた。

結局、このマリオットホテルの案件は
流れてしまったけれど、
男とK氏はその後マカオ・香港・マレーシア・
コソボなどで法人を立ち上げ、
ビジネスや投資を展開していく。

海外法人の運営は敷居が高いという
イメージがあるものの、
実際にやってみると、
実はそれほどでもない。

設立業務や毎年の決算業務は、
現地の会計会社が一括して引き受けてくれるので、
英語によるやり取りは発生するものの、
運営にかかる労力は思ったほどではない。

男は単独で立ち上げたもの、
K氏と立ち上げたものも含め、
最大で日本法人3社、海外法人5社のオーナーとなり、
ビジネスおよび投資活動を行ってきた。

今回のオンラインセミナーでは、
日本法人および海外法人の活用について、
過去8年間で時には痛い思いをしながら
経験してきたことを、
2時間かけてきっちりとお話させていただく。

今回はたまたま男とK氏が
日本入りしていることもあり、
東京都内のセミナーを借りて開催。

いつものとおり
zoomによるオンライン参加も可能だが、
今回は会場にて直接受講することもできる。

<セミナー名>
「海外ひとり社長」のための
大人の経営学(国内・海外法人活用編)
ディープバージョン

<日時>
2019年1月25日(金)17時〜19時半
セミナー:17時〜19時(16時半開場)
質疑応答:19時〜19時半

<会場>
東京駅付近の会議室
※zoom参加も可能

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平城寿@社長の右腕

『ITエンジニアのための「人生戦略の」教科書』(マイナビ出版)著者

日本最大級(会員約27万人)のビジネスマッチングサイト『@SOHO(https://www.atsoho.com)』の開発者であり創業者。

大学卒業後、内定をすべて辞退し半年間起業の道を模索するも断念。消去法で福岡のIT企業に就職し在職中にショッピングカートのレンタルシステムをヒットさせ1年半後に24歳で1度目の独立を果たす。

フリーランスのITエンジニアとして活動しつつベンチャー企業のCTOを兼任。

大規模システムの経験を積むため26歳でアクセンチュアに就職し3年間トップ5%の評価を維持する。在職中に『@SOHO』を立ち上げ、軌道に乗せて29歳で2度目の独立を果たす。ITエンジニアの独立起業をサポートする 『スーパーエンジニア養成講座』を開講。2万人のメールマガジン読者にアドバイスを行う。その後活動の場を海外に広げ、海外でのノマドスタイルを確立し『海外ノマド』という言葉を自ら定義し啓蒙活動を行う。

さらに、業種にとらわれずに独立起業を加速させるための講座『平城式Facebook』を開講。これからはピラミッド社会ではなく球体の社会になると予見し、既存のシガラミに囚われず価値観を共有できる仲間とつながるためのオンラインを中心としたコミュニ ティー『成幸村』を構想し実現。

一貫して『個人が自己実現をするための事業活動』を行っている。

-平城寿, 黒虎の奥義

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